兵役免除がかかる大一番で2アシスト
アジア大会男子サッカー決勝戦がインドネシアで行われ、U-21日本代表はU-23韓国代表と対戦し、延長戦の末惜しくも1-2で敗れた。
兵役免除がかかる大会ということで、オーバーエイジでソン・フンミン(トッテナム)が参加した韓国代表。結果的に優勝したことで、兵役免除を勝ち取った。
既にプレミアリーグが開幕し、またトッテナムでライバルのルーカス・モウラが活躍する中、ソン・フンミンはアジアの虎の一員として世代別の大会で戦っていた。
スコアレスのまま迎えた延長戦開始早々の3分、ペナルティーエリア内左から持ち前の鋭いカットインで日本ゴールに突進すると、最後はシュートチャンスをかっさらうかのように現れたイ・スンウ(ヴェローナ)が豪快にゴールネットを揺らした。
さらにその後もソン・フンミンが蹴ったフリーキックにファン・ヒチャン(ハンブルガーSV)がヘディングで合わせて試合の行方を決定づけた。
日本に最後1点差に詰め寄られたものの、そのまま逃げ切りに成功した韓国は2大会連続の金メダルを獲得。
この夏、ソン・フンミンと契約延長をしたばかりのトッテナムにとっては、ソン・フンミンが二年間の兵役を回避できたことは何よりもうれしいニュース。
トッテナムサポーターも歓喜!
韓国の優勝直後には、トッテナムの公式Twitterアカウントが「おめでとう、ソニー、勝者だ!」と祝福のツイートを投稿している。
このツイートに対して、トッテナムサポーターからは30分足らずで二万位件以上リツイートされた。
「トットナム・ホットスパーの協力に感謝だ!」
「私の父は文字通り泣いている」
「イエーーース、ソニーは兵役から解放された!」
「トットナムとソンの関係は永遠だ」
「真の勝者がここにいる」
トッテナムでは、ロシアワールドカップ得点王のハリー・ケインに次ぐ得点源であるソン・フンミン。兵役免除を勝ち取り、サポーターも歓喜した。
過密スケジュールの中全試合をフルで戦ったソン・フンミンは、トッテナム合流が大幅に遅れることになるが、ルーカス・モウラからポジションを奪い返すことができるかも大きな見どころだ。