チリッチ擁するクロアチアがフランスの連覇を阻止!
テニスの国別対抗戦 デビスカップ決勝は、奇しくもサッカーワールドカップ2018と全く同じ対戦カードとなった。
現地時間25日、フランス対クロアチア(フランス/リール、室内クレー)が行われ、クロアチアが3勝1敗で2005年以来13年ぶり2度目の栄冠を手にした。
前日のダブルスでは苦杯を喫した、赤と白のいちまつ模様のユニフォームに袖を通したクロアチア。
大会3日目、エースのM・チリッチ(クロアチア)がL・プイユ(フランス)とシングルスで激突した。
完全アウェーの中、チリッチがプイユを圧倒し7-6 (7-3), 6-3, 6-3のストレート勝ちをおさめて、この時点でクロアチアの優勝が決定。
2連覇がかかったフランスは、ホームの大声援をバックに戦ったが結果的にロシアワールドカップとは全く逆の結果となった。
フランスとしてはガスケが負傷離脱していなければまた違った結果になったかもしれないが、こればかりは仕方がない。
尚、このデビスカップ2019年からルールが変更される。
2月にこれまでのホーム・アウェー方式で24カ国による予選、11月に18カ国(予選を勝ち抜いた12カ国、前年4強の4カ国、ワイルドカードの2カ国)が決勝ラウンドで激突するという新たなレギュレーションになっている。
そんなフランス対クロアチアの対戦結果は以下の通り。
【大会1日目】
J・シャルディ(フランス) 2-6, 5-7, 4-6 B・チョリッチ(クロアチア)
JW・ツォンガ(フランス) 3-6, 5-7, 4-6 M・チリッチ
【大会2日目】
PH・エルベール(フランス)/ N・マウー(フランス) 6-4, 6-4, 3-6, 7-6 (7-3) M・パビッチ(クロアチア)/ I・ドディグ(クロアチア)
【大会3日目】
L・プイユ 6-7 (3-7), 3-6, 3-6 M・チリッチ
JW・ツォンガ vs B・チョリッチ