まだまだ収束の見えない新型コロナウイルス。その影響で中断されている、世界各国のプロサッカーリーグの再開の目途はどれほど立っているのでしょうか?
この記事では、現時点で分かっている各国のプロサッカーリーグの再開の情報、スポーツニュース等をまとめて解説していきます。
リーグ・アン(フランス)

リーグ・アン(フランス・プロリーグ1部)は、2020~21年シーズンとなる来季開幕を8月23日とする方針を決めたことを発表しました。
ただし、当初来期開幕は8月7日を目指しているとのことでしたので、本来よりも開幕時期を遅らせる決断となりました。
また、来季を新たな日程通りに始めるには、今季を7月25日までに終えなければいけないようなので、いずれにしても過密日程となりそうです。
リーガエスパニョーラ(スペイン)
リーガエスパニョーラ(スペイン・プロ一部リーグ)は、少なくとも4月末まで中断期間が長引く見通しとなっています。
ヨーロッパでも新型コロナウイルスが猛威を振るっていますが、スペインでも感染者数は急増、3月14日にはスペイン政府が緊急事態宣言を出し、リーガエスパニョーラも2週間の試合延期を発表する運びとなりました。
一応、現時点では5月2日・3日からの再開がファーストオプション、次の週か、もしくは5月13日・14日の再開がセカンドオプションとして検討されているようです。
プレミアリーグ(イングランド)

プレミアリーグ(イングランド・プロ一部リーグ)は、英政府と6月を目処に再開に向けた話し合いを行なっているようであり、また20クラブからは無観客試合でリーグを再開する計画に既に仮合意を得ているとのこと。
ただし、これには新型コロナが英国でやや鈍化傾向にあることが影響しているため、今後感染が今以上に拡大しないことがリーグの早期再開の絶対条件となりそうです。
Jリーグ(日本)
Jリーグ(日本・プロ一部リーグ)は当初、J3は4月25日開幕、J2は5月2日、J1は同9日の再開を目指していましたが、今月3日に4度目の公式戦延期を決定しました。
国内の新型コロナの感染は収束に向かうどころか拡大傾向にあるため、まだまだ再開の目途は立っていない状況となっています。
再開の見通しは不明瞭
残念ながら、どの国のリーグも明確な再開時期を発表できていないというのが現状です。ただし、放映権などの絡みもあるため、リーグも難しい決断を迫られることでしょう。
コロナウイルスの早期収束、リーグの早期再開を願いたいところです。