2019-2020シーズンのNBAは、レイカーズの10年ぶりの優勝で幕を閉じました。
悲願の優勝を成し遂げたレイカーズですが、実は来期は多くの選手がFAになる可能性があり、オフシーズンの仕事は既に山積みとなっています。
そこでここでは、来期FAとなる可能性がある主要メンバーをスポーツニュースとしてまとめていきます。
アンソニー・デイビス

アンソニー・デイビスは、今季からレブロン・ジェームスと強力なデュオを結成し、レイカーズを見事優勝に導きました。
ファイナルではシリーズ平均25.0得点、10.7リバウンド、3.2アシスト、2.0ブロック、1.3スティールをマーク、ファイナルMVPは残念ながらレブロンの手に渡りましたが、そのレブロンと全く遜色のない成績を収めたといえます。
また、シリーズ平均25得点、10リバウンド以上を叩き出しながらファイナルMVPを獲得できなかったのは、アンソニー・デイビスを含めて過去に3人しかいません。
そんなアンソニー・デイビスですが、今オフにFAとなることが濃厚であり、まだはっきりと「レイカーズに残留する」とは明言していません。
しかし、レイカーズも「デイビスを尊重する契約を提示する」と公言しており、今季レイカーズが文句なしの成績を収めていることから、残留が既定路線と考えられています。
ケンタビアス・コールドウェル・ポール
NBAファイナルが始まる前、レイカーズの第三の男はカイル・クーズマになると期待されていました。
しかし、そのファイナルが終わって、実際に周囲の評価を大幅に上げたのはケンタビアス・コールドウェル・ポールでした。
コールド・ウェルポープは、ファイナルでも全試合にスタメンで出場し、重要な場面ではディフェンスやオフェンスの両面で活躍。
とりわけ、ダンカン・ロビンソンをシリーズを通して封じ続けたのは、チームとしても大きな助けとなりました。
毎試合20点を取る選手ではないですが、要所で3Pやドライブで得点し、ディフェンスでも働いてくれるコールドウェル・ポールには複数のチームからオファーが来ることが予想されます。
レイカーズがどのようなオファーを出すのか見どころです。
ラジョン・ロンド

ラジョン・ロンドは、プレーオフで平均13.3点、5.9リバウンド、9.0アシスト、1.8スティールを記録し、レブロンが下がった時間帯で見事のチームの指揮を執ることに成功してきました。
また、ロンドといえばアシストというイメージですが、ファイナルでは重要なポイントで相手の意表を突くように得点を重ねています。
ロンドはプレイヤーオプションを持っているため、レイカーズに残れば年俸262万ドルが保証されます。
しかし、現在の所、完全FAになる可能性が高い様子。
レイカーズとしては、セカンドオプションとして残しておきたい選手だと思われますが、サラリーキャップを鑑みると、放出が濃厚となるかもしれません。