NBAは、ファイナルが終了するとともにシーズンが終了しますが、各チームのフロントはチームの補強等に追われるため、休む暇はありません。
今オフはどのような選手が移籍、または残留の決断を下すのか?
この記事では、今オフの注目FA選手3名の情報をスポーツニュースとしてまとめていきます。
アンソニー・デイビス
今季、悲願のチャンピオンズリングを獲得したアンソニー・デイビス。
ファイナルの舞台でも平均25.0得点、10.7リバウンド、3.2アシスト、2.0ブロック、1.3スティールをマークするなど、獅子奮迅の活躍でした。
そんなデイビスも、今オフにはFAとなる予定です。
ただし、レイカーズがマックス契約を提示する予定であること、チームメイトにレブロン・ジェームスがいること、今季チームが優勝を果たしたことなどを考慮すれば、残留が既定路線と考えられます。
ダマー・デローザン

ラプターズから現在のスパーズに移籍したあとも、ダマー・デローザンは平均20得点以上をキープし続け、優秀なスコアラーであることを証明し続けてきました。
3ポイント成功率が悪いのが欠点ですが、彼のスコアリング能力に魅力を感じるチームは少なくないでしょう。
特に、今季は有力選手のFAが少ないため、デローザンは人気株になることが予想されています。
ただし、デローザンは2,770万ドル(約29億円)のプレーヤーオプションを所有しているため、オプションを行使する可能性もありそう。
スパーズがデローザンに対し、来期の魅力的なプランを提示できるかもFAを決断するかの材料となりそうです。
フレッド・バンブリート
2016年にドラフト外からラプターズに入団したフレッド・バンブリートは、年々急成長を重ね、昨季優勝を果たしたプレーオフでの活躍は誰もが評価するものとなりました。
今季はスターターの座を掴み、平均17.6得点、6.6アシストを記録。
エリート・ガードへの仲間入りを果たしました。
ラプターズもバンブリートとの再契約を優先事項と認識しているようであり、現時点では残留が濃厚です。
しかし、ラプターズは2021年にFAとなるヤニス・アデドクンボ獲得を画策しているともいわれているため、サラリーキャップをあけるために、サラリーの高騰が予想されるバンブリートとの再契約を見送る可能性もありそうです。